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第1弾:タイヤ交換編

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車を運転してて急にゴロゴロ音がしたり、なんかハンドル感覚がクニャクニャしたり、車がかしがる(傾いたり)したら、パンクしてしまった可能性があります。
今はタイヤの中にチューブを入れて空気を入れないチューブレスタイヤが主に使われているので、釘などが刺さっていきなりタイヤがペシャンコという事態にはならないので慌てないで行動しましょう。

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異常を感じたら、ウインカーを出し、ゆっくりと車を路肩の方に寄せ停車してハザードランプを点灯しましょう。
パンクを確認するために車外に出る場合は、路肩に車を寄せたとはいえ、後方を注意しながら少しづつドアを開けて、二次災害防止と事故の安全確保に務めながら車の外観を確認します。パンク個所を発見したらスペアタイヤを探します。

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スペアタイヤは、たいていの車は荷室の下に保管されています。バックドアを開けて荷室のボードをめくってみます。
そこにペアタイヤとパンタグラフ式ジャッキ、工具袋が入っています。ここの中に一緒に軍手などの手袋を入れておくと作業の際に手も汚れずけがも防止できます。

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タイヤを見つけたら、作業しやすいように後部座席の背もたれを倒し、荷室のボードをその上に乗せます。
スペアタイヤと工具一式を順に取り出し交換するタイヤの近くに運びます。

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タイヤレンチは、パンタグラフ式のジャッキを上げ下げするときにバーにさして回して使う役目ももっています。

作業する場所にきちんと環境整備して必要なものを置くようにしましょう。グチャグチャしていると事故のもとです。

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車の下をのぞくとタイヤハウスの近い側にボディーの鉄板に小さい切り欠きがある部分を見つけることができます。
この部分は鉄板が二重になっていて、ジャッキを掛けてもつぶれたり曲がったりしない仕組みになっています。
ここがジャッキを掛ける場所 ジャッキーポイントです。

パンタグラフのジャッキは収納時にぺちゃんこにたたまれているので、ジャッキーポイント近くの高さになるまでは、バーを掛ける穴がある部分を手で回していくと効率がいいです。

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ジャッキーがかかったら、車を上げる前に今ついているパンクしたタイヤのナットをレンチを使って緩めます。時計と反対周りに回す。
ここでは全開に緩めるのではなく、がっちり絞められたナットが半回転緩む程度でいいです。

ナットのねじは走ると閉まる方向に回るように作られているので、しばらくタイヤ交換していない場合、最初キツクで回らない場合もあります。
そんな時は無理をせず助けを呼びましょう。

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ナットが4つ緩んだらジャッキをつかってタイヤが接地しなくなるところまで上げます。

タイヤが上がったら、レンチと自分の指を使ってナットを外していきます。

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全部ナットが外れたらパンクしたタイヤを外し、スペアタイヤを取り付けます。

タイヤを外している間ジャッキ1本がパンクした部分を支えているので、ジャッキの転倒のリスクを考え外したタイヤをジャッキの先において万が一に備えましょう。

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すぐ近くに置いているスペアタイヤを両手で持ち車にきちんと正対して、ちゃんとしゃがみ(中腰や片手の作業は腰を痛めます。)タイヤを持つときは、車側の取付ボルトの位置を確認して大体同じところにホイルの穴が来るように場所を合わせて持ちます。

うまく4つのボルトがホイルの穴から出たら近くに置いてあるナットをいちばん上側のボルトにかけてある程度回し次に対角のボルトにナットをかけ残りの2本も絞めていきます。

最初から1つのナットだけを強く締めこんでしまうと回転軸に対してホイールのセンターが取れなくなってしまう場合がありますので、4本均等に徐々に絞め付けていきます。
手でナットを閉めたら、レンチを使って反対の手でタイヤを抑えながらある程度きっちりホイールを固定します。
ジャッキを下したときあまり緩々の状態だとボルトのねじ山を潰してしまう場合があるので注意。

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ホイールが固定されたらタイヤが接地するところまでジャッキを緩め安全のために車の下においていたパンクしたタイヤを車の下から抜き出します。

あとは、ジャッキを緩め外し、最後に、ナットを増す締めして交換終了です。
増す締めの際には、足でレンチを踏み込んだりせず、自分の体重をかけて閉まるところまできっちりしめる程度にしてください。

交換が終わったら工具やジャッキは元あった荷室の下に収納します。

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工具やジャッキ、などの道具を荷室下の元あった部分に収納したら、荷室にパンクしたタイヤを積み込み近くの整備工場やガソリンスタンドなどに行ってパンクの修理を依頼しましょう。
大変お疲れさまでした。